横須賀の久里浜少年院を訪ねました
県P分科会で、薬物乱用の観点で、横須賀の久里浜少年院を見学させて頂きました。 現地についてビックリ!驚かされたのは目の前は、一面に広がる海。一方でその反対側は横須賀刑務所。刑務所と海に挟まれ少し複雑な思いで景色を眺めていました。 久里浜の少年院は、全国にある少年院の中で比較的再犯を繰り返してきた少年が多い いわゆる「重度の少年」が来る場所として知られています。時の子にもなった酒鬼薔薇聖斗もこの少年院に送られたそうです。 時代も変われば、犯罪も変わり、昔は窃盗・暴行・恐喝などで少年院に入所される子供が大半だったそうですが、今は特殊詐欺と呼ばれる「おれおれ詐欺の受け子」が多いそうです。彼らは「誰も傷つけていない」という感覚が強く、犯罪意識が非常に薄いそうです。 院内にはもちろん規律(法律)があり、頭髪は6㎜と法律で決まっているそうです。 院内に子ども達で、いちばん多い年齢が19歳、続いて18歳。正に自分の子供と同い年 子ども達は環境におおいに左右される。家庭環境が機能していなかったり、悪友達から逃れられない。居場所がないから犯罪を繰り返す・・・ 最初から悪い子はいない。悪い子をつくりだしているのは大人と言う事を思い知らされました。