高P連 健全育成委員会 令和3年度第2回 オンライン講演会
日 時：11月7日(日)14時より
テーマ：「無限の可能性について考える」
講 演：式町水晶 氏(ポップヴァイオリニスト)
パラリンピックの閉会式でも演奏をされた式町氏。生まれつき脳性麻痺で、小脳が半分以下。力加減が難しくて幼い頃は車椅子、しかも視力はあるが緑内障、そんな式町少年は4歳でバイオリンを習い始めたそうです。初めはピアノだったがじっと座ることが難しく、それがバイオリンはフィットしたのだとか。
小学校時代は特別支援学級、盲学校、再び元の支援学級から通常学級へ（いじめにあう）、そして転校…と、その時々でさまざまな試練や理不尽な思いをしながらも、持ち前の明るさと負けず嫌いな性格で乗り越えたお話は、一本の映画が出来そうな波瀾万丈ぶりでした。さまざまな岐路でのお母様の言葉も印象的で、手を抜いた50点は怒られ、頑張った30点は褒められたそうです。
終始軽快な弾丸トークで、全く飽きることなく引き込まれました。
